• トップ
  • 読みもの
  • うるしGallery、トップに掲載
  • 『ワインの樹』 ‐ 漆のあるお店 -

『ワインの樹』 ‐ 漆のあるお店 -

「なっちゃん、喉かわいた~~!!」
と、お店に駆け込む私をマンマのごとく大らかに迎えてくれるのは、若き店主 なっちゃん。

料理もワインも絶品のお店『ワインの樹』。



カウンター10席だけの小さなお店。料理はイタリアン。
なんと表現すればいいのかな。。。レストランでもなければバーでもない。
7年前のオープン時から通っていますが、そういえば、メニューを見たことがない。

「今日は何飲む?」
「白かなー」

「何食べたい?」
「なんかサラダ」

「お肉食べる?」
「うん、食べる!!!」

いつもそんな調子。




なっちゃんの料理の原点は、母の愛。
今日も一日お疲れ様。明日も元気に。
そんなシンプルで一途な愛情が、一品一品にたっぷり込められています。

だから食材は手をかけて作られた旬のもの。エネルギーに満ちた体に良いもの。
食べるほうの気分も、「お母さん、今日のご飯なぁにー?」といったところ。
だからメニューがない(あるかもしれないけれど見ない)。


ところが出てくる料理は、洗練されていることこの上なし。

この日、「何かすぐできるもの」というリクエストに応えてなっちゃんが作ってくれたのは、
イタリア野菜 ラディッキオのグリル。



春野菜らしい苦みとパルメジャーノのコクは、飲んでいた爽やかな泡と最高のコンビネーションでした。


さて、このラディッキオが盛られているプレートは、FEEL J Styleの漆器「和紙目銀彩塗」。

ワインと食材はもちろんのこと、器も愛するなっちゃん。
作家さんの趣のある陶器やフランスのお皿と合わせて、FEEL J Styleの漆器もカッコよく使ってくださっています。

「軽いし、収納もコンパクトでいいね。」
お褒めの言葉もいただきました。


なっちゃんは、FEEL J の金継ぎサークルでおなじみ、古民家「なつのじ」のオーナーでもあります。古い梁や通り抜ける風、娘さんが書いた落書き。一つ一つになっちゃんが愛情を注ぎながら暮らしていることが感じられるお家です。

古い家を直しながら住む古民家の暮らしと、壊れてしまった日常の器を直して使う金継ぎ、育てるように使う漆器。共感できるよね、とよく話しています。


そんななっちゃんが営む小さなお店「ワインの樹」。
美味しいワイン。センスの良い器に盛られる、深い愛情と生命力に満ちた手料理。
心も体も解放できる素敵なお店に、ぜひ足を運んでみてください。​





『ワインの樹』
東京都渋谷区東2-15-2 (恵比寿駅西口より徒歩7分)
03-6427-3815
https://www.facebook.com/Wainnoki/



※和紙目銀彩塗プレートは、6月下旬ごろからオンラインストア「FEEL J Style」でも発売予定です。